日本ハムがエース・ダルビッシュ有投手(25)の引き留めに、最大で年俸10億円を用意していることが17日、分かった。
大社啓二オーナー(55)がこの日までに、スポニチ本紙の取材に対して明かした。10億円は今季年俸5億円から倍増で、球界では過去に例のない金額。ダルビッシュは今オフ、ポスティング・システム(入札制度)を行使してメジャー移籍を希望する可能性があるが、仮に残留すれば日本球界の歴代最高額の年俸を手にすることになる。
「あれだけの大エースが残ってくれるなら7億、いや10億円まで考える必要があるんじゃないか」(同オーナー)だが、我々一般人からすれば金銭感覚が狂ってしまっているのではないかと思える額。
ダルビッシュは今オフ、入札制度で大リーグ移籍の可能性がある。しかし同制度の場合、入札額に多額の費用がかかることで、年俸面を抑えられる傾向が強い。仮に年俸1000万ドルで契約したとしても日本円なら、7億7000万円。大社オーナーの最大限の誠意に対して、ダルビッシュがどんな答えを出すのか、注目される。
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