中日本高速道路会社は27日、新東名高速道路(第2東名道路)の御殿場ジャンクション(JCT)(静岡県御殿場市)―三ヶ日JCT(浜松市)間約162キロについて、4月14日午後3時に開通すると発表した。
当初予定の2013年3月からほぼ1年、前倒しとなる。
1度に開通する高速道路としては国内で過去最長。
上下線とも2車線で、沿線にはインターチェンジが10か所、パーキングエリアとサービスエリアが計13か所、同時にオープンする。
また、新東名高速は、東名高速と比べカーブ、坂道が緩やかなことが構造上の特徴となっており、直線に近い道路のためより安全で快適な走行が可能としている。
注目すべきは制限速度上限の設定だ。
東名高速道路は普通車100kmを制限速度と定めているが、
新名神高速道路は一時話題にも上がったように140km走行を可能とさせるのだろうか。
なお、今回開通する区間の西側(愛知県側)、浜松いなさJCT(浜松市)―豊田JCT(愛知県豊田市)間の愛知県分53キロは当初の予定通り14年度に開通、御殿場ジャンクション以東・神奈川県までの全線開通は20年度になる見込み。
愛知県側の岡崎IC付近の渋滞を解消させる為にも、せめて浜松いなさJCT―豊田JCT間の開通を早めてもらいたいところ。
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